2010年8月14日土曜日

出不精の人のためのペルセウス座流星群

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年に3回、大きな流星群を見ることができ、その中でもペルセウス座流星群は、最も観察がしやすいと言われている。今年は8月13日の午前3時ぐらいが見ごろで、月も無いので、なるべく街灯の無い場所に移動して北東の空を見ていたら、誰でも何個かは観察できたはずだ。

しかし、首都圏に住んでいると街灯が無い場所に移動するのに車で数時間のドライブが必要で、山中湖や富士山の方に行ってしまうと、混雑で身動きが取れなくなったりする。結局、翌日の予定を考えると出かける気が無くなり、天体ショーを見逃すわけだ。

しかし、デジタル機器と動画配信サービスの発達は、そんな出不精でも手軽に流星群を楽しめるようにしてくれている。13日のペルセウス座流星群も、早速、動画がアップロードされていた。

フォトグラファーの野田尚之氏が富士山の御殿場口駐車場で撮影した微速度撮影映像。

上の動画は、EOS 5D markIIにTamronの17-35mmレンズを装着して、低速度撮影を行い、つなげて動画にしたものだと思われる。1枚1枚の露出時間が長いせいか綺麗に撮れている。ただし、撮影者alatafelis氏のBLOGを見ても撮影場所など詳細は不明だった。

実際に撮影に行かなくても、youtubeを見ていると行った気になれるのが便利な時代だ。とは言え、出かけないと、色々と苦労する体験を含めて味わえない事があるのも確か。次の3大流星群は、12月中旬のふたご座流星群なので、今から準備を行って、どこか遠くの田舎でぼんやり空を眺めているのも悪くないかも知れない。

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