2010年8月15日日曜日

Apple社の中間管理職が、背任行為で逮捕される

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MercuryNews.comが、Appleの中間管理職であるグローバル・サプライ・マネージャーのPaul Shin Devineと、シンガポールのAndrew Angが、数年間に渡りiPhoneとiPodの部品メーカー6社に不正にAppleの機密情報を流すことで、100万ドル以上のキックバックを受けており、金曜日に逮捕・起訴されたと伝えている。

米国連邦捜査局(FBI)と米国国税庁(IRS)の合同調査で不正行為が発覚した。告訴状によると、彼らは米国と米国外の複数の銀行口座とトンネル会社を用いた複雑なスキームを用いており、不正リベートの支払いは「サンプル」というコード・ネームで呼ばれていたので、Apple社の他の社員は疑いを持つことが無かったらしい。また、出張時に現金を受け取る事も行っていたようだ。不正リベートを出した部品メーカーの名前はあげられていない。

FBIとIRSが有線通信不正行為、マネーロンダリング、不正リベートで二人を告訴しており、Apple社がDevine容疑者に民事訴訟を起こしている。また、Apple社は、同社の内外での不正行為は全く看過できない旨の声明を出した。

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